ティーアップ実践会とは、会員同士が定期的にオンラインで集まり、お互いのティーアップを考え、アウトプット&シェアするコミュニティです。会員同士が定期的に顔を合わせてティーアップし合うことで、好意と信頼を築き、仲間を増やし、会員の事業に好循環をもたらすことを目的としています。
ティーアップによってお相手を深く理解し合うことで、その方を協業相手や見込み客にご紹介しやすくなります。それは同時に、あなたが他の会員に紹介される機会が増えることを意味しています。
好きだからこそ、信頼しているからこそ紹介したくなる!そんな会員たちが集うコミュニティを目指しています。
ティーアップとは?
ティーアップとはもともとゴルフ用語です。第一打ではゴルフボールをティーという釘状の形をした台座に載せて打ちやすくするのですが、これをティーアップと呼びます。それがビジネス用語として転用され、「誰かを紹介する際に、より魅力的な人物として相手に伝わるように表現すること」をティーアップと呼ぶようになりました。
ここでは紹介営業(リファーラルマーケティング)で活用されるティーアップに焦点を当てて解説していきます。紹介営業とは、不特定多数の見込み客に対して情報を発信して集客するのではなく、知り合いの紹介によって見込み客を開拓する営業手法です。つまり「紹介」がすべての鍵を握っているのです。
単刀直入に言って、ティーアップのスキルがあれば事業の成功が約束されたようなものです。紹介営業だけで2万人の顧客を獲得した方は「結局はティーアップなんだよね。そうすると知り合いだけでなく、知らないところからもどんどん仕事が舞い込んでくるんだ。不思議だけどこれが真実なんだよね」とおっしゃっています。
なぜティーアップで事業がうまくいくのか?
先程も申し上げたように、ティーアップとは自分ではなく誰かのことをより魅力的に伝わるように表現する技術です。目の前にいるお相手のことを褒めることは当然ですが、紹介営業では主に、目の前にいない人のことを褒めて「そんな方がいるならぜひご紹介してほしい」と相手に思ってもらうことが目的です。
つまり、ご縁つなぎですね。
あなたがお繋ぎしたご縁によって新しい事業が立ち上がったり、見込み客のご紹介につながったりすると、お繋ぎしたお二人から感謝されるだけでなく、最も好意と信頼を獲得するのは「あなた」なのです。なぜ良いご縁をおつなぎすることで好意と信頼が獲得できるのでしょうか?重要なことは、
貢献の態度
例えば、会うたびに自分の自慢話をする人、もしくは誰かを蹴落とすために悪口を言っているAさんがいたとします。Aさんは自分がいかに素晴らしいかを印象付けるために、会うたびに誰かの悪口を言っています。
「○○さんの商品はヒドイもんだ。あれは売れないね」「△△さんってプレゼン下手だよね。俺だったら(自慢)」「□□さんって変わってるよね。俺のキライなタイプ」
あなたはこんなAさんと一緒に仕事をしたいと思うでしょうか?Aさんの見込み客に出会った時に、Aさんを紹介したいと思えるでしょうか?Aさんにあなたの大切なお客様をお繋ぎしたいと思えるでしょうか?きっと「No!」ですよね(^^;
逆に、会うたびに自分の話ではなく誰かをティーアップしているBさんがいたら・・・。
「この前○○さんとお話したんだけど、ものすごく熱い想いがあって素敵な人だったよ」「△△さんって本当に気配りの人だよね。僕も見習いたいよ」「□□さんの商品って絶対に社会から必要とされるものだからどんどん広めていきたいよね」
悪口AさんとティーアップBさんとの大きな違いは「貢献の態度」があるかどうかです。自分のことよりも誰かのために貢献しようとする態度があるかどうかが、今後紹介営業で事業を成功させることができるか否かを決めています。
「あなた」という人が売れるからこそ、あなたの商品サービスが自動的に売れていく、そう思いませんか?あなたが営業活動をしなくても、あなたに好意と信頼を感じている人たちが、あなたの商品サービスを勝手にどこかでお勧めしてくれるのです。
ティーアップに必要なスキル3つ
ティーアップの達人には3つのスキルが備わっています。この3つのスキルはティーアップだけに有効なものではなく、ビジネス全般で「売れる人になる」ために必要なスキルです。つまり、ティーアップのスキルを磨くことは、同時に売れる人になるためのスキルを磨くことでもあります。
スキル①質問する力
ティーアップするためにはその人のことを深く理解しなければいけません。深く理解するためにはその人から情報(想い、価値観、能力、実績、リソース、独自性など)を引き出すことから始まります。
そのために発揮されるスキルが、「質問する力」です。ティーアップを聞いた人が思わず前のめりになって「それってどういうことですか??もっと詳しく聞かせていただけませんか?その人にものすごく興味があります!」と言わせてしまうほどの情報を「質問する力」で引き出すのです。
質問する力はビジネスにおいてどのような場面であれ必須のスキルです。広く横に展開していく質問もあれば、縦に深掘りしていく質問もあります。さらには、超意識(または高次元存在)から降ってくる質問もあります。
ティーアップのスキルを磨くことで、「質問する力」が手に入ります。
スキル②魅力に気づく力
「そんな人がいるならぜひ紹介してください」と言わせてしまうほど、人を動かすパワーのあるお宝(魅力)を発掘するためには、まずそのお宝がどこにあるのかを知る必要があります。広く横に展開していく質問でお宝のありかを探り当てます。それはまるで金属探知機で広い荒野を根気よく調査するようなものです。
では、その金属探知機はどのように反応するのでしょうか?それがお宝なのかどうか、どうずれば知ることができるのでしょうか?広く横に展開する質問から、縦に深掘りする質問に切り替えるポイントはどうやって探り当てればいいのでしょうか?
そのセンサーはすべての人に備わっています。生まれながらにして宿っています。それが、感情です。頭で考えるのではなく、心で感じるのです。ティーアップするお相手のお宝に近づいた時、必ず心が動きます。ビビッとくる、ソワソワする、アタフタする、熱くなる、安らぐ、人によって感じ方は千差万別ですが、何かしらの変化が心に起こります。
ティーアップのスキルを磨くことで、「魅力に気づく力」が手に入ります。
スキル③言葉にする力
ティーアップするためには、その人の魅力を言葉で伝えなければいけません。語彙力がなければ良いことも悪いことも「やばい」の一言でしか表現できなくなってしまいます。「やばい人に会った」「話してみたらやばかった」「やばいから絶対会った方がいい」と言われても、その人に会いたくなる人はいないでしょう。
なぜその人に会いたくなるのか?その人がどれほど魅力的なのか?面白いのか?ユニークなのか?すべてを言葉で伝えなければいけません。とはいえ、語彙力とはたくさんの言葉を知っていることではありません。むしろ、学者や専門家が使うような単語では心に刺さるような表現はできません。
万人が日常的に使っている言葉、その言葉をどのように組み合わせて伝えるかが「言葉にする力」です。さらに本質的なことを言うと矛盾するように聞こえますが、「言葉にする力」とは、言葉を超えたところにあります。それは「言葉の温度」と例えることができるかもしれません。
ティーアップのスキルを磨くことで、「言葉にする力」が手に入ります。
ティーアップ実践会を見学してみませんか?
ティーアップ実践会とは、その名の通り実際にティーアップを実践するコミュニティです。毎月第一・第三火曜日の21時~22時@zoomでオンライン開催しています。
ティーアップ実践会の流れ
ティーアップ実践会ではどのようなことが行われているのかご説明します。
- ペアになって(zoomのブレイクアウトルームに分かれて)お互いにヒアリングします(各7分)
- シンキングタイムでお相手のティーアップ文を作成します(3分)
- お相手を変えて(別の方とブレイクアウトルームを組んで)お互いに考えたティーアップ文を披露します(各90秒)
- アンケートにご自身が考えたティーアップ文を記入して、後日参加者全員でそのティーアップ文をシェアします。
ティーアップ実践会の会員様には過去の参加者が考えられたティーアップ文のすべてが閲覧できます。ティーアップ文は、ティーアップされた方にとっての財産になるだけでなく、これからティーアップを学ぶ方にとっても貴重な財産となります。
また、ティーアップ実践会の会員様には、開催された回で考えられたティーアップ文の中からMVT(Most Valuable Teaup)として一つを取り上げ、プチ解説した動画も閲覧することができます。
ぜひ一度ティーアップ実践会を見学してみませんか?初回の参加費は無料です。分からないことやご質問、また参加申込は下記お問い合わせフォームからメッセージを送ってください。あなたのご参加を心よりお待ちしております!