伝えたいことをストーリーにするに
は、どうすればいいんでしょうか?
伝えたいことを伝えるためにはスト
ーリーが大事ですよって、誰もが口
を揃えて言っています。
なぜストーリーが大事なのか解説す
る本やホームページはたくさんある
けど、具体的にどうやって「これ」
をストーリーにすればいいのか分か
らないんです!
と、僕にキレられても困ります(笑)
でもその気持ち、すっごくよく分か
ります。なぜなら、「具体的に分か
らない」書き方もライティング技術
の一つだからです。
情報を販売するときの典型的なひと
つの型は、
①なぜこれを知る必要があるのか?
②知るべきは何か?③(知ったこと
を)どのように使うのか?④では今
どうすればいい?
(WHY-WHAT-HOW-NOW)なので
すが、①②または①②③までを教え
て④を販売する型です。
「具体的にどうすればいいのか教え
てー!」と焦らされている方は、販
売者の思うツボにハマっているのか
もしれません(^^;
ということで、
このメルマガでは、その①②は省い
て③④について継続的に書いていき
たいと思います(という理由でタイ
トルにナンバーを入れました)。
とはいえ先に予防線を張らせてくだ
さい。
このメルマガでお伝えするストーリ
ーライティングの手法は、僕が学ん
で実践してアレンジした独自の手法
になります。消化して昇華した方法
なので(←ダジャレ)、万人に通用
する教科書ではないことだけはご理
解くださいm(__)m
また、ステップメール(順序立てて
配信するメール)にしていませんの
で、気まぐれでお送りすることにな
ります。どうぞ見逃しなく(たくさ
ん書き貯まったら一冊にまとめよう
かなーと思ったり)。
今回はVo.1なので、本質であり抽象
的なお話を少しだけして終わりにし
たいと思います。あくまでもたくさ
んある手法の一つです。
「ストーリーとは、空白を埋める作
業の連続です」
ザイガニック効果をご存じでしょう
か?
人の脳は中途半端がキライです。不
足した情報があると不快になって、
その空白を埋めたくなるんです。例
えば連続ドラマの次週予告、ミステ
リー小説、陰謀論、埋蔵金、芸能人
のゴシップ、ナイショ話などなど、
例を挙げればキリがありません。
つまり、出来事のすべてを時系列に
並べて、一部分だけを隠して穴埋め
問題にすると、ストーリーになりま
す。どこを隠して、どの順番で明か
していくかがポイントです。
刑事ドラマでは必ず最初に誰か死に
ます(笑)誰が殺されたのか?どう
やって殺されたのか?なぜ殺された
のか?第一発見者は?現場に残され
た証拠品が意味することは?遠くで
見ている怪しいアイツは誰だ?金銭
トラブル?恋愛のもつれ?怨恨?愉
快犯?
もう空白だらけです( ゚Д゚)
といことで、今回のキーワードは
「隠す」です。ぜひチャレンジして
みてください。
またライティングについて「こんな
ことを知りたい」というご意見があ
りましたら、このメールにご返信く
ださい。
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