これまでにコーチングを受けたことはあるでしょうか?
日本とは違って、海外ではカウンセリングと同じようにコーチングを受けることはごくごく当たり前で日常的なことです。
マイクロソフトのビル・ゲイツも、アップルのスティーブ・ジョブズも、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグも、グーグルのエリック・シュミットも、ゼネラル・エレクトリックのジャック・ウェルチも、コーチをつけて巨大な企業を経営してきました。
世界ナンバーワンゴルファーと言っても過言ではないタイガー・ウッズもコーチをつけています。
なぜタイガー・ウッズは自分よりも上手にプレーできない人をコーチにつけるのでしょうか?
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タイガー・ウッズ(以下:T)「ボールが大きく曲がってしまった。さっきまでまっすぐ飛んでいたのに」
コーチ(以下:C)「何がボールを曲げたんだと思う?」
T:「少し早く体が開いてしまったのかも」
C:「少しってどのくらい?」
T:「うーん」
C:「ベストなタイミングを1、ものすごく早く開いたタイミングを10としたら、今のスイングはどのくらい早かった?」
T:「3くらいかな」
C:「じゃあ、3を2にするには、2を1にするには、どんな工夫ができるだろう?」
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このようにしてタイガー・ウッズは世界ナンバーワンの地位を築いてきました。コーチはタイガー・ウッズよりも上手にゴルフをプレーする必要はありません。
では、
そもそもコーチングとは何のことでしょうか?
さまざまなコーチが、さまざまな言葉で、コーチングを定義しています。
で、僕は名言を残すつもりはありませんので、あっさりとこう定義します!
【クライアントの自発的な行動を促す対話支援】
当たり前すぎでスミマセン(笑)
とある方がおっしゃっていましたが、この世に唯一絶対的な成功法則があるなら、それは「行動すること」だそうです。
そして行動にも二種類あります。
「やりたい行動」と「やらされる行動」
成功する人は間違いなく「やりたい行動」をしている人です(善悪については言うまでもありません)。
つまり優れたコーチとは、クライアントが自発的に行動できるように対話によって支援できる人です。
僕もこれまでにさまざまなタイプのコーチからコーチングを受けてきました。
性別の違い、年齢の違い、資格の違い、実績の違い、経歴の違い、自己投資額の違い・・・
そして一つだけ分かったことがあります。
それは、タイプの違いとコーチングの質は無関係だということです。
数百万円の授業料を払って習得したコーチも、国際的に認められた資格を持っているコーチも、何千人何万人の実績を持っているコーチも、コーチングの質とは無関係でした。
なぜでしょう??
今日は長くなりましたので、この辺で!
今後はオートクライン、フィードバック、ピグマリオンについても書いていきます。
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